はじめよう!教育ICT

スマートフォン、タブレット、動画やコミュニティのサイトなど情報機器、サービスが常に子どもの身の回りにある現代社会においては、情報通信技術(ICT:Information and Communication Technology)の活用が子どもの学びに大きく影響します。どのようにICTを活用すれば子どもの力が伸びていくのか、どういったICT環境を整備していけばよいのか、これからの教育における重要なテーマとなっています。
このようなICTを学校・家庭での子どもの学習や学校運営に活用していくことが教育ICT(教育の情報化)です。教育ICTは国全体で推進されていますが、利活用環境(機器、ネットワークなど)を整備する主体は自治体(教育委員会)です。
教育ICTの環境整備・運用には、情報化計画の策定、地方財政措置などの財源の仕組み、利活用シーンを踏まえた機器やサービスの選定、運用に必要なルールや体制の整備、活用の効果を示す指標の設定・確認など、数多くの検討課題があり、計画的に進めていくことが成功の秘訣です。
また、個人情報などセンシティブな情報の漏えい、ネット上のコミュニティでの中傷やいじめなど、ICTを使っていく際の問題も存在し、ICT環境の整備・運用時においても、学校や家庭での指導・教育においても対応が必要な課題となっています。
このサイトでは、ICTの長所、適応すべき場面を把握し、教育ICTの整備・活用に役立てていただける情報をまとめています。さあ、教育ICT化をはじめましょう!

教育ICTの3つの側面

文部科学省は平成23年に「教育の情報化ビジョン」を公表し、子どもへの教育におけるICTの活用を以下の3つに分類しました。

1.子どもたちの情報活用能力の育成

子どもが情報機器を使う際に求められる情報モラル、必要な情報を探し出し、目的に合わせて加工、表現する際に必要な情報リテラシー、タイピングなどの基礎的な操作からプログラミングまで情報通信技術そのものの育成などが含まれています。このような情報教育を推進するため、日本では1990年代半ばから各学校にパソコン教室が設けられました。

2.学びの場における情報通信技術の活用

特定の教科に限定せず広く教科の指導にタブレットや電子黒板などのICTを使って、より効果的な学びを目指しています。我が国では2010年に始まった「フューチャースクール推進事業」がその先駆けとなりました。

3.校務の情報化

校務の情報化とは学校の事務や成績の管理など授業以外で行う仕事を、ICTを活用して効率的に行えるようにするものです。日本では多くの教員が学校を運営する上で必要な業務(校務)を分担し、空き時間や放課後に行っていますが、授業の準備や保護者への対応などの合間を縫って行わなければならず、教員の多忙感が高まっています。校務の情報化により、子どもへきめ細かな指導をするゆとりを生み出し、教員間の情報共有も進むといった効果が見られています。

教育ICTの概要イメージ

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